茜染めは、古代からの歴史ある染め。
茜(赤根)草という草の根を大量に集め、煮出した染液に浸しては乾かすことを繰り返してやっと染め上がる赤の色。
万葉集の枕詞としても、「あかねさす」という言葉が多用されています。
言葉にも布にも、東の水平線から昇る太陽、西に沈みゆく太陽、もっとも赤い輝きを放つその時をとどめるように求められ続けた色。
同じく草木染の真綿紬は、ふっくらと軽く、風合いと手触りがすばらしい紬。
草木染めは人の健康をも守ってくれます。
植物の優しさを、思わずにはいられません。
茜染め紬絞り名古屋帯 126,000円
草染め紬 294,000円
身丈 4尺2寸8分(約162㎝) 裄 1尺7寸8分(約66㎝)
松田