唐津焼を想わせる淡い釉色のように、素朴で独特の渋みがこの紬の織布の表面の凸凹につながるところがあります。
ワラのような伽羅色の色彩。
寄りで視ると、薄卵色.濃茶.薄紫と実は複数の色味が並んでいます。
アフリカのラフィアヤシ繊維の帯ともほっこりしたシボの縮緬地の帯とも、この布力に負けず馴染みます。
キモノの姿はさり気なくも凛として、現代を生き抜く女性の力強さを感じそうです。
伊兵衛織袷 189,000円(着物13-11-13)
身丈 4尺2寸8分(約162.6㎝)裄 1尺8寸(約68.4㎝)
菊に南天文様縮緬名古屋帯 54,000円(帯13-11-50)
ブジョング・ンチャク付帯 126,000円(帯13-11-30)
斉藤