上田義彦さんの写真が個人的には好きで、彼が撮る南麻布和食の「青草果」の料理写真を雑誌和樂でいつもみる事が楽しみのひとつ。
日本料理の「八寸」は限られた器サイズの中で起承転結を表す大事なもの。
季の気配を伝えます。
不思議と帯巾も同寸に近いですね。
帯にもお太鼓前柄とのバランス、文様の配置と物語性がみられ料理につながるものがあります。
今の時代旬というものも乱れがち。
少しでもその気配を着物・帯で伝えられたらと思います。
夏の涼から秋に求める暖へ一番季節の替わりを感じる頃。
銀座の風も秋をやっと感じられるようになり、ぐっと惹かれる一品を探しにお寄り下さい。
楓に鳥の図刺繍名古屋帯 86,000円
グレー地菊の図刺繍帯 71,400円
鶴に風景の図染名古屋帯(帯13-2-19) 84,000円
斉藤