女羽織の誕生で深川芸者が黒羽織を着るようになり、「羽織芸者」と呼ばれるようになりました。
キャメルの茶色に菊・鉄線染め、同柄の地紋も入ってます。
柳茶色の緑の羽織ものは色紙のような枠組みに菊・蔓の葉、広げた左袖には「柿」の柄も!
体の線を隠してくれる、紬のかたい着物に羽織ると気持ちもやわらかになります。
羽織の美しさは後姿で、きものと羽織の重なりは絹の饗宴という感じ。
きものと帯を親子に例えるなら、こちらは夫婦という間柄であると云う人もいます。
この秋は素敵な羽裏もみつかり、いつもより多く揃えられました。
それぞれお好みの1枚を探していただければと思います。
素敵な後姿の女性が増えると嬉しいですね。
(下段の写真左から)
茶色地菊に鉄線の図羽織(着13-10-2) 85,000円
身丈:2尺6寸(約98.8㎝) 裄:1尺7寸5分(約66.5㎝)柳茶色菊蔓柿の図羽織 85,000円
身丈:2尺8寸(約106.4㎝) 裄:1尺8寸2分(約69.1㎝)
斉藤