8月後半から西アフリカ4か国へ布さがしへ行ってきました。
東京の暑い夏から、避暑に出かけたかのようにアフリカの大地は20度台の気温で我々を迎えてくれました。
2、3日を経て見慣れてくると、現地の誰もがスタイル良く陽気で、特にファッションやヘアスタイルのお洒落なことに目を奪われ、正直アジア人は負けではないかと思うくらいでした。
特にナイジェリア人とは(ヨルバ人とは)、言葉は通じないものの踊りで挨拶を交わしても踊りで返事が返ってきます。
私の探し物のトライバルアート(先住民族美術)の布は果てしなく少なく、現代人の身を包む原色のポップなプリント地は市場に溢れてかえっています。
幸いにもこちらも面白いものになりそうで、買い物の荷物はたちまち膨らんでいきました。
この旅で、どの布がどこでどの民族がどのように使っていたのかを少しは感じ取ることができるようになりました。
さて、これからはこの布たちのどんな旅が始まるのでしょうか、ワクワクしてきます。
10月31日(木)から11月4日(月・祝)まで、銀座店にアフリカの風がふきます。
「アフリカ」展、どうぞお楽しみに。
渋谷