夏から初秋にかけての帯をご紹介します。
「桃」はすでにお店に出回り、よく冷えた果実は美味しく暑さも冷ましてくれます。
浴湯に桃の葉を入れておくと汗疹を予防し暑気を払うといわれ、昔は銭湯で桃葉湯をたてるところもあったようです。
帯の前柄には虫がチョンと止まり、甘い香りに誘われたのでしょうか。
そして定番の「朝顔」
「朝の容花(かおばな)」ともいわれ、「容」は容貌で花の美人の容貌に例えたのかもしれません。
浅緑地に赤と青の花々がより華やかです。
絽小紋よりお仕立てしました。
桃の図手描絽名古屋帯 67,200円
朝顔の図絽名古屋帯 55,000円
斉藤