茜染とともに、奈良、平安でさかんに染められたという紫根染。
明治に入り、化学染料が普及してからは紫草の希少化や手間のかかる工程などから、ほぼ途絶えかけたそうです。
それでもやはり、天然染料で染める紫は美しく、またそれも年々味わい深いものになっていく、そんな魅力ある染めを守ろうという人々の活動が、今日までの紫根染を支えてきました。
麻の葉絞りで白場の多い木綿の紫根染の小紋は、お召しいただくと力強さと華やかさが着る人を引き立ててくれます。
こちらの木綿は、ふんわりと織りあげてあるため、しっとりと柔らかく肌に馴染み、布に包まれる幸福感も高まるような着心地です。
大きめのモチーフの刺繍帯などを合わせて、楽しく着こなしたいですね。
木綿紫根染小紋(着物13-3-3) 210,000円
身丈 4尺4寸(約167.2cm) 裄 1尺7寸9分(約68cm)灯屋2オリジナル 金魚刺繍帯 120,000円
松田
灯屋2