世界布紀行5 -ウズベキスタンのスザニ-

もともとスザニは、砂色の美しいレンガと装飾タイルで造られたイスラム建築の居間を華やかにする為につくられた飾り布です。
まさか日本の女性が帯として身に着けているとは、想像していないでしょうね。
スザニは糸で刺繍するという意味があり、お嫁入りには、花嫁の母、叔母達が幸せを祈り心を込めて刺繍するそうです。
ウズベキスタンのブハラ(ソグド語のブハラック…幸福な場所)に旅した時、スザニがたくさん飾ってありました。

かわいらしさと根気のいる手仕事のスザニから、幸せを紡ごうとする女性気持ちを強く感じた事が忘れられません。
明るくやさしい色調と愛らしいモチーフは、この帯にしかない魅力。
チューリップもかわいいですね!

今回は、紬にのせていますが、柔らか物にもよく合います。
ひと巻き目は生成り木綿で仕立てておりますので、締めやすくなっています。
結城は藍色に黒が混ざって織られています。身丈、裄ともたっぷり出来ました。
帯合わせしやすいので、シンプルな無地をお探しの方にもお楽しみいただける事でしょう。

袷結城紬にスザニ名古屋帯 スザニ名古屋帯 スザニ名古屋帯

袷結城紬 147000円 
身丈4尺4寸5分(約169.1cm) 裄1尺8寸(約68.4cm)
スザニ名古屋帯 54600円

白井

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