藍は染め方しだいで、淡い色から濃い色まで美しく染まる。
日本では古来、かめのぞき、縹等々優雅な色名を付け愛されてきました。
「ジャパンブルー」とも呼ばれ、諸外国でも賞賛されてます。
羽織はそのような様々な藍色に、渋煤竹色の茶系との明治期江戸小紋を接ぎ仕立てました。
異なる柄の細かさに、感心させられるばかり。
そして顔料の為か、優しい色彩になっています。
当店でも、珍しい裂のひとつです。
もう2点帯もあわせてご紹介。
藍染め木綿地です。
瓢箪は絞り染、枠糸巻は筒描によるもの。
ふっくらした木綿糸の温かみは紬とも合い、私も好きな素材です。
やっと寒くなった今、着物のアウターを含めすぐにご着用出来そうです。
なお筒描の帯は、関西巻きになっています。
江戸小紋切継ぎ羽織 94,500円
身丈 2尺6寸(約98,8cm) 裄1尺7寸3分(約65,7cm)瓢箪に葉の図名古屋帯 44,100円
枠糸巻に八つ手図名古屋帯 94,500円
銀座店 斉藤