9月、絽縮緬の着物、そして帯

日差しがどことなく秋めいてきました。

本日ご紹介するのは、9月に着ていただくのに相応しい絽縮緬の単衣着物です。シボのある縮緬に絽目を通したもので、透け感が控えめで単衣の時期に着る着物。

こちらは細い糸の錦紗の絽縮緬で、軽やかにお召しいただけます。花菱の3つ紋ですが、おしゃれ着として着ていただくのはいかがでしょう。

大きな片輪車が威風堂々と休んでいる状態の川岸なのでしょうか。
馬が仕事を終えて鞍を外されるように、源氏車も車を外して水につけ、乾燥からの狂いをなくす作業が待っています。萩の花が情緒を添えています。

 

帯は華やかな菊に色紙紋様の名古屋帯。2種類の菊を豪華な刺繍で彩っています。地の柿色と葉の緑の組み合わせはどこかモダンな雰囲気。比較的薄手ですので秋の始まりから深まるまでお召しいただけそうです。半衿、丸ぐけ、帯揚げにも心を配るのも楽しいです。

色合いといい、デザインといい、秋が待ち遠しくなりますね!

ぜひ、店頭で、通販でお求め下さい。

着物 23-05-36 萩に片輪車の色留袖 65,000円(税込)
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸7分(約33.1cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:8寸(約30.4cm)

帯 23-09-09 菊に色紙紋様名古屋帯 33,000円(税込) 長さ:9尺7寸(約368.6cm) 帯巾:8寸(約30.4cm)