「金魚づくし」
金魚の柄を目にすると、金魚すくいが楽しみだった子供の頃を思い出します。
なかなかすくえず、いつも金魚屋のおじちゃんがおまけに2、3匹持たせてくれました。
そんな懐かしい幼少期を思い出す、きれいな金魚のきものと帯が入荷しました。
金魚がきものの柄として登場するようになったのは、大正、昭和になってから。
しかしその歴史はとても古く、中国では八宝の一つとされたそうです。
きものは、水色の絽縮緬地に涼しげな流水と金魚の文様の小紋。
尾びれをひらひらと優雅に泳ぐ様は、涼をよぶ夏の風情そのものです。
帯は、黄色の絽地に水草と金魚が描かれた名古屋帯。
柄の所々には刺繍が施されていて華やかな印象です。
是非、店頭にてご覧ください。
絽縮緬金魚柄小紋 189000円
身丈3尺9寸5分(約149.5cm) 裄1尺6寸2分(約61.5cm)
お仕立て直し 231000円(商品代込)
※お仕立て直しご希望の方はご相談ください。絽金魚柄名古屋帯 58800円
銀座店 北島