野趣の美

秋も深まり、植物の変化も美しいこの頃です。

気付くとあちこちに、木の実が。

アケビもまた、秋の嬉しいおくりもの。

このごろは見ることも少なくなった貴重な果実です。

熟すと割れて実を覗かせる事から「開け実」の意味で名付けられたそうです。

特徴が刺繍にも、よくあらわされていますね。

合わせたのは縞の伊兵衛織。

太い玉繭で織られた独特の感触と光沢は、虜になる着ごごち。

身長のある方のために、たっぷり身丈にしました。

帯も着物も、自然からの賜物を頂いて、身につける喜びです。

アケビの刺繍名古屋帯 90000円+税
帯17-10-18

 

伊兵衛織縞の袷 280,000+税

身丈4尺3寸5分(約164、7㎝)     裄1尺8寸(約68㎝)

 

 

なお、現在、浦野理一の布を継ぐ「継ぎ裂」展     の準備も進んでおります。

関連したブログはカテゴリ一覧から「浦野日記」をチェックして、ご覧下さい。

またタグの「浦野」で過去の浦野関連投稿や、催事ブログも遡っていただけます。ご興味のある方はどうぞ。

浦野理一の布を継ぐ

「継ぎ裂」展     ー   灯屋2

会場    洋協ホール    中央区銀座6-3-2

Tell 03-3571-3402

会期    11月21日(土曜日)〜26日(木曜日)