小雨の静かなお天気ですが、銀座に賑わいが、戻ってきたようです。
夏着物をお探しのお客様に連日ご来店頂いて、うれしさに湧く銀座店内です。
ご希望をお伺いしながら、宮古や越後上布、八重山、芭蕉布、小千谷縮みなど
ご紹介させて頂きます。
夏の柔らか物も小紋から付下げ、訪問着、江戸小紋、お色無地まで、寸法もそれぞれにご用意しております。
お衿を付けて、ご試着出来ますのでお洋服のまま、着物を着ているようにお顔映りや着心地を体感していただけます。
もし、合わせたい帯が、ございましたらどうぞ、お持ちください。
もちろん、夏の染めや刺繍帯、羅織りの帯、自然布の帯もご用意しております。
ご予算もご遠慮なく仰ってください。
ご来店のご都合、お時間が、決まりましたら、お電話頂戴出来ると混まない時間を
ご案内差し上げる事も出来ます。
皆さまのご来店をスタッフ一同心より、お待ち申し上げます。
お写真は、白地蚊絣の越後上布と芭蕉布切り継ぎ灯屋2の創作帯です。
この越後上布の糸は、手積み糸ではありませんが、しっとりとした無機質ではない糸で織られています。以前、越後上布の糸を扱っておられたというお客様が、ご来店された際に「昔のラミー(紡績糸)は、とても味のあるいい糸だったんですよ〜(^^)」と銀座店にある上布をず〜っとルーペでご覧になり「魅力的な上布がいっぱいですね」とお褒め頂いた事がありました。
「なるほど、やっぱりそういう事なんだ!」と手触りや着用した時の身体に優しく感じる質感にスタッフで納得したものでした。
帯は、平良敏子さんが、芭蕉布を再興する以前の沖縄で織られ、琉装仕立ての着物だった芭蕉布を灯屋2で切り継ぎしてお仕立てした名古屋帯です。蚊絣の越後上布と芭蕉布の帯が、楽しそうに語り合っているように見えるのは、惚れすぎでしょうか。
着物20-06-04白地蚊絣の越後上布(反物からのお仕立て上がり)身丈4尺1寸5分 裄1尺7寸5分
帯20-06-47芭蕉布切り継ぎの名古屋帯