久しぶりにまとまった雨が降り、暑さも和らぎ、ほっと一息つけました。
これから日一日と秋も深まって行くのでしょう。
今日は一日雨が降ったりやんだりの薄暗い日でしたが、一枚の単衣を広げるとはっとほのあかりがともったような華やかな雰囲気になりました。
流水に杜若を織り出した薄いベージュの紋錦紗に繊細に描かれた蔦、朝顔、萩、松、撫子、桔梗・・・
一枚のきものの中で初秋のはかなげな美しさをみごとに表現しています。
白井も「もはや、幻想。」の一言。
こんな素敵なきものを作り出した人々は、身に纏っていた人はどんな人だったのだろう・・・
こちらも様々にイマジネーションがわいてきます。
その他、銀座店には秋の新作帯も入荷してきておりますので
ぜひおでかけください。
銀座店飯島