「昔は、夕方になると、氷を乗せた台車の音が、響いてね。銀座は、夜の顔に様変わりしていったもんだよ。」と銀座通のステキな紳士からお伺いした事があります。
日本橋に行くと、ここを着物姿の男女が、行きかったのだなあ、、とタイムスリップ。
江戸の粋が、銀座近くのあちこちにまだまだ、息づいているような気がします。
天然の染料から取り出された綺麗な色と日本の文様。
精魂かけて出来上がった布は、本当に美しく、今もまだ、しずかに光っています。
現代だからこそ、身につけて楽しめるのもまた、魅力のひとつ。
小袖から、取り出され、灯屋2で帯にお仕立てした
素敵な日本の伝統美をどうぞ、お楽しみください。
すっきりと品格のある紋綸子。
この地色の帯ならば、お着物をしっかりと引き立て、華やかな装いの晴れの日になることでしょう。 小袖崩し名古屋帯
心を惹きつける紫根で染められた赤紫。小さな市松が、織られた地紋様。
胴前柄の鯉と満開の牡丹咲く刺繍が、また、美しい。
時代の裂ですので、ご来店の上、ご確認ください。
赤紫地紋鯉と牡丹の名古屋帯100,000円+税
豊かに流れる水と大きな笠松が二つ、三つと重なる吉祥。
桜の花が、彩りを添え美しく。
丸帯の驚くほど細かな織が、手と垂れ先でしっくり個性となった素敵な名古屋帯です。
20-03-14松の図切り継ぎ名古屋帯140,000円+税