※帯11-6-19
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韓国で古くから愛されている工芸品、ポシャギを帯にしました。
ポシャギとは本来、物を包む布を意味し、代々、女性達にその伝統が受け継がれてきました。
どんな小さな布でも物を大切にする心、一針一針手縫いで丁寧に縫い合わせることにより、新たな命を吹き込まれた布は手仕事による温もりを感じさせる、どこか懐かしい想いがします。
苧麻(からむし)と大麻(所々黒く見える部分は葛が織り込まれています)の布をパッチワークしてつくられるポシャギですが、その理由としては洋服の残り布を用いて作られていたことに由縁しているそうで、使い込むほどに味わいを増します。
ざっくりとした素材感のある麻を使用していますので上布との相性もよく、印象的な夏帯としてお楽しみ頂けると思います。