からす刺繍よろけ縞染め名古屋帯
ご売約済
帯18-6-6
黒×象牙色の縞に、銀鼠色のよろけ文様がモダンな印象の染め帯、こちらにカラスの刺繍を入れました。
お太鼓には羽を広げて舞うカラス、前中心は羽をすぼめたカラスとなっており、表情の違いが楽しめます。
当店別誂えの手刺繍のこのカラス、特有の黒羽が濡れているように光る様を表現することに力を注ぎました。
カラスというと眉をひそめる方もいらっしゃいますが、古くから太陽の使いや神の使いという神話や伝承が世界各地にあり、縁起の良い鳥とされてきました。
視力が高く、知能もあるということから「炯眼」「慧眼」とされ、神話や伝承において用いられることも多くあります。
神武天皇の東征の際には、3本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」が松明を掲げ導いたという神話があり、日本サッカー協会のシンボルマークがこの八咫烏である事は有名な話。
吉兆文様の帯を締めて、運気が上がること間違いないですね。