喜多川平朗製 葵唐草文名古屋帯
88,000円(税込)
帯18-5-1
ご売約済
染織工芸家。大正~昭和の正倉院資料に刺激を受けて古典染織の研究に入り、錦、綾、羅など、古代の織技や染色技法の復元を試みた。
とくに、衰退していた古代以来の羅を体系だてて復原、56年(昭和31)には「羅」、60年には「有職織物」の重要無形文化財保持者に認定された。
また紋織技法の第一人者で、今日の生活に適した紋織物の創造にも努力を重ねた。
アイボリー色の地に緑青色の葵文様が織り出された上品な名古屋帯です。
喜多川さんならではの立体化のある地紋に菱の葉が浮かび、優しい色合い。
有職文様を現代的にアレンジした少しモダンな色使いです。